全国高校野球選手権大会は第11日の16日、阪神甲子園球場で3回戦があり、前回大会覇者の京都国際が尽誠学園(香川)に3―2で勝ち、2年連続で準々決勝に進んだ。
京都国際エースの西村一毅(いっき)投手(3年)は六回からの4回を無失点に抑え、1点リードで迎えた九回は3者連続で空振り三振を奪う見せ場を作った。
西村投手の試合後の主な談話は次の通り。
京都国際・西村一毅投手
前回登板よりはボール球が少なく、ストライクを投げ込むことができたのが良かったです。
<完投から中2日だったが>
湯船に長く入ったりして調整はできていたので、疲れもあまり残っていなかったです。
<九回は3者連続で三振を奪った>
球場全体が応援に合わせて拍手していて、雰囲気が完全にあっち(尽誠学園)だったので、「嫌われているな」って思いました(笑い)。
完全にアウェー(の空気)でヒットが出れば流れがいってしまうな、と思ったので、全員三振を取りにいきました。
<雰囲気に飲まれることはなかったのか>
去年の試合(甲子園)でも経験していたので。アウェーの方が楽しいです。
<最後はマウンドでガッツポーズも見えた>
気合が入っていたので、自然に出たんだと思います。
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