全国高校野球選手権大会は第11日の16日、阪神甲子園球場で3回戦があり、岡山学芸館は山梨学院に0―14で敗れ、春夏通じて初の8強入りはならなかった。
岡山学芸館の佐藤貴博監督の試合後の主な談話は次の通り。
岡山学芸館・佐藤貴博監督
完敗ですね。5人の投手をつぎこもうと思って、実際つぎこんだんですけど。相手打線は空振りしない。追い込んでもファウルで食らいついてくる。甘く入ったところを強打されている。通用しなかった。
捕手のリードをだいぶ研究していた。低めのボール球をすべて振り切っていた。変化球を投げても真っすぐ投げても、対応能力のある打者が多いのかなと思いました。
(相手先発の菰田陽生(はるき)投手は)思ったより良かったというのが正直なところ。低めに角度にいい球が来ていて、差し込まれていた。
真っすぐの力はものすごくあるなと思いました。打ち返す力がなかったですね。力負けしている。打つべきゾーンのボールを振っているけど、それ以上に菰田君の真っすぐが強かった。
ボール球が少なかったですよね。将来かなり有望な選手じゃないですか。菰田君がこんなに成長しているのがちょっと予想外。打撃も投球もですね。
(五回に決められたスクイズ=記録は内野安打=は)効いてますよね。うちがしたいことをやられている感じがありました。野球がうまいですよ。バッテリーがあたふたしている状況を見て畳み掛ける。
残っているところでは横浜さん、仙台育英さんじゃないといい勝負にならないんじゃないですか。
3年生は本当に国近(泰獅)主将を中心によくやったと思います。力以上のものを出したと思います。目いっぱいやってくれたんじゃないかと思います。
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