関東一監督、日大三との対戦は「恐怖と闘いながら…」 夏の甲子園

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【関東一-創成館】関東一の米沢貴光監督=阪神甲子園球場で2025年8月16日、前田梨里子撮影 拡大
【関東一-創成館】関東一の米沢貴光監督=阪神甲子園球場で2025年8月16日、前田梨里子撮影

 全国高校野球選手権大会は第11日の16日、阪神甲子園球場で3回戦があり、前回大会準優勝の関東一(東東京)が創成館(長崎)に4―1で勝利し、2年連続で準々決勝に進んだ。

 先発の石田暖瀬(はるせ)投手(3年)が5回1失点と好投し、六回からエース左腕の坂本慎太郎投手(3年)が無失点で締めた。

 関東一は夏20勝に到達。第13日(19日)の準々決勝で日大三(西東京)と対戦する。東西の東京勢がともに8強入りするのは、2015年大会の関東一と早稲田実(西東京)以来、10年ぶり。

 試合後の関東一・米沢貴光監督の主な談話は次の通り。

関東一・米沢貴光監督

 相手が素晴らしい投手で、1点を取れるかという気持ちだった。選手が食らいついてくれた。(坂本慎太郎投手が投打で活躍)打つ方も彼が引っ張ってくれている。チーム一丸でチャンスを作って、彼も応えてくれた。

 <継投のタイミング>

 石田の真っすぐの力が少し落ちていた。ちょうどクーリングタイムで少し時間が空くので、一つのきっかけと思って継投した。うちは守備のチーム。守備からのリズムで、やってきたことができた。

 石田の良さは球の切れ。全ての力を発揮してくれた。

 <準々決勝は日大三との東京対決に決まった>

 「東京でやれよ」って言われちゃうかもしれないですけど、「三高さんに挑め」という導きかもしれない。

 三高さんは東京でずっとトップを走っているチーム。うちは挑戦者。胸を借りて、臆することなく、正々堂々と戦っていきたい。

 今日の試合もちょっと見ていたんですけど、「どんだけ打つんだ」と。バットが(低反発に)変わっているのに、と思いながら。でも、それはいつものことなので。その恐怖と闘いながら、食らいついていきたい。

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