<1分で解説>13年ぶり「反省」 戦没者追悼の石破首相式辞が話題

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全国戦没者追悼式で式辞を述べた石破茂首相=東京都千代田区の日本武道館で2025年8月15日午前11時56分、渡部直樹撮影 拡大
全国戦没者追悼式で式辞を述べた石破茂首相=東京都千代田区の日本武道館で2025年8月15日午前11時56分、渡部直樹撮影

 石破茂首相は終戦の日の15日、全国戦没者追悼式での式辞で、日本が戦争を起こしたことに対する「反省」という言葉を13年ぶりに盛り込みました。石破首相はなぜ「反省」に言及したのでしょうか。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「石破首相の戦没者追悼式の式辞」について解説します。

Q 石破首相の式辞が話題なんだって?

A 石破首相は、全国戦没者追悼式の式辞で「あの戦争の反省と教訓」を胸に刻まなければならないと述べ、「反省」という言葉を使いました。

Q 「反省」って、前の首相も言っていたの?

A 村山富市氏が1994年に「深い反省」と表明して以来、2012年の野田佳彦氏まで、歴代首相は式辞で「反省」に言及していました。

Q 最近は「反省」って使われてなかったのかな。

A 第2次安倍晋三政権が始まった2013年以降、首相の式辞から「反省」が消え、その後首相を務めた菅義偉氏や岸田文雄氏も言及しませんでした。

Q 天皇陛下も「反省」って言っているの?

A 2015年の追悼式から、天皇陛下のおことばに「深い反省」が加わり、今年は首相と陛下がともに「反省」に言及しました。

Q どうして石破首相は「反省」を入れたの?

A 石破首相は「私は反省の上に教訓があると思っている。ある意味で一体のものと言ってもいい」と記者団に話しています。

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