諏訪の夏彩る湖上花火大会 音楽スターマイン導入で観衆魅了 長野

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色とりどりの花火が夜空を鮮やかに彩った=諏訪市湖岸通り4の諏訪湖畔で2025年8月15日、宮坂一則撮影 拡大
色とりどりの花火が夜空を鮮やかに彩った=諏訪市湖岸通り4の諏訪湖畔で2025年8月15日、宮坂一則撮影

 諏訪の夏の風物詩「第77回諏訪湖祭湖上花火大会」が15日夜、長野県諏訪市で行われた。戦没者の追悼と復興を願って1949(昭和24)年に始まった大会で、この日も尺玉の大型花火や名物の水上スターマインなどが夜空と湖面を華やかに彩り、湖畔を埋めた大観衆を魅了した。

 夕闇が迫る午後7時過ぎ。カウントダウンの後、オープニングの大スターマインが打ち上がった。大会は2部構成で、計24セットの花火が用意された。

 第1部は県内外9煙火店によるスターマイン競技。花火と音響を組み合わせた「音楽スターマイン」が初めて導入され、技術とアイデアを競った。第2部は人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の音楽に乗せたプログラムなど迫力満点の演出が続き、水上大スターマイン「キス・オブ・ファイヤー」でクライマックスを迎えた。

 3年ぶりという川崎市の高校3年生、味澤里桜さん(17)は「迫力がすごかったし色もカラフル。水上スターマインはとても感動しました」と興奮冷めやらぬ表情だった。【宮坂一則】

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