元大津市長の越直美弁護士 伊東市長の百条委員会出頭拒否は「説明責任が放棄され」「選挙戦略」と指摘

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 元滋賀県大津市長で弁護士の越直美氏(50)がTBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)にVTR出演。学歴詐称の疑いが指摘されている静岡県伊東市・田久保真紀市長(55)が25日に予定していた百条委員会の証人尋問への出頭を拒否したことについて言及した。

 百条委員会では田久保氏が東洋大を除籍となった事実関係や、市職員に示した「卒業証書」とされる書類について証言を求める予定だったが、田久保氏は24日に百条委の証人尋問への出頭を拒否する回答書を中島弘道議長に手渡した。文書では「回答済みの事項」「回答が事実上不可能な内容を含むものであり、不適切な請求である」などとしていた。

 これについて越氏は「私も市長だった立場からすると、市民の皆さんや議会に対して説明責任を果たすというのは非常に大事なことなので、出頭すべきと考えます」と明言した。

 「出頭ができない正当な理由というのは、例えば病気で入院をされていて、本当に病院から出れないとかですね、そういったことは正当な理由になると思います」としたものの、「ただ前に言ったから出頭しませんというのはこれは正当な理由にならないです」との見解を述べた。

 「この件で私が思うのは、刑事(事件)の被疑者としての立場ばかりが優先をされて、本来市長として市民の皆さんや議会に果たすべき説明責任が放棄されているというふうに思います」と言い切った。

 百条委員会、田久保氏の今後については「田久保市長としては“既に答えました”などの理由で出頭を拒否していますので、おそらくもう1回呼んでも田久保市長は来られない可能性が高いと思います」とした上で「その時は地方自治法上、証人が正当な理由がなくて出頭しない時には告発をしなければならないという義務になっています。ですので議会は警察や検察に告発をします」と説明した。

 その後捜査を経て検察が起訴、不起訴かを決めることになり、仮に起訴され「正当な理由がなかった」ということになれば罰則が科されることになる。

 また田久保市長の出頭拒否には選挙戦略もあるのではと指摘。「選挙戦略として、選挙までは少なくとも今の主張のままでいこうというふうに田久保市長は思っていると思うので、選挙前に主張を百条委員会に出て変えたくないので、そこでうそを認めるわけにはいかないということでもあると思います」と語った。

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