
米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領による15日(日本時間16日早朝)の会談では、ロシアによるウクライナ侵攻の停戦につながる成果は示されなかった。
笹川平和財団の畔蒜(あびる)泰助・上席研究員(ロシア外交・安全保障)に米露の内情や今後の展望を読み解いてもらった。【聞き手・飯田憲】
笹川平和財団 畔蒜泰助・上席研究員
今回の米国とロシアの首脳会談を巡っては、プーチン露大統領がトランプ米大統領との対面会談に応じることで、米国による対露制裁の強化を先送りさせる狙いが指摘されていた。だが、開催を強く望んでいたのはトランプ氏の方だろう。
トランプ氏は7月、…
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