横浜・村田監督、体調不良の織田を「信じて託した」 夏の甲子園

Date: Category:速報 Views:827 Comment:0

【横浜-津田学園】横浜の村田浩明監督=阪神甲子園球場で2025年8月17日、玉城達郎撮影 拡大
【横浜-津田学園】横浜の村田浩明監督=阪神甲子園球場で2025年8月17日、玉城達郎撮影

 全国高校野球選手権大会は第12日の17日、阪神甲子園球場で3回戦があり、春夏連覇を目指す横浜(神奈川)が津田学園(三重)に5―0で勝ち、準決勝に進んだ2008年大会以来、17年ぶりに8強入りした。横浜は夏の通算勝利で40勝に到達した。

 横浜の村田浩明監督の試合後の主な談話は次の通り。

横浜・村田浩明監督

 <織田翔希投手(2年)が5安打完封>

 前々から(3回戦の先発)「いくよ」とは言っていたが、おとといから食あたりで体調を崩していた。

 昨日の練習は不参加でホテルで寝かしていた。

 かなり迷ったが、(織田投手が)「3年生とまだまだやりたいので、僕が投げます」と(言ってきた)。

 選手を信じることしか、ここまで来るとできない。 織田に託した。チーム力が一つも二つも上がった試合だった。

 ダメだったらすぐに代えようと思っていた。あそこまでいいピッチングをしてもらえるとは思わなかった。

 (織田投手は)大人のピッチングができていた。緩急を使ったり、モーションを変えてみたり。

 八、九回に代えようと思っていたが、初めて織田から「代えないでください」と言ってきた。最後まで託した。

 <ゴロアウトが多く、内野陣が支えた>

 織田がああいう姿で投げているので、やるしかないと。取れるアウトは取る。織田をマウンドから降ろさないんだと。一枚岩になった試合だった。

 <17年ぶりの8強入り>

 選手の目指しているものはその先にある。次に向けて頑張っていきたい。

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.