東洋大姫路・岡田監督「怒っておいて良かったなと」 夏の甲子園

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【東洋大姫路-西日本短大付】東洋大姫路の岡田龍生監督=阪神甲子園球場で2025年8月17日、長澤凜太郎撮影 拡大
【東洋大姫路-西日本短大付】東洋大姫路の岡田龍生監督=阪神甲子園球場で2025年8月17日、長澤凜太郎撮影

 全国高校野球選手権大会は第12日の17日、阪神甲子園球場で3回戦があり、東洋大姫路(兵庫)が西日本短大付(福岡)に3―2で勝ち、2011年大会以来、14年ぶりに準々決勝に進んだ。

 三回途中から救援したエース右腕の木下鷹大(ようた)投手(3年)が無失点で締めた。

 試合後の東洋大姫路の岡田龍生監督の主な談話は次の通り。

東洋大姫路・岡田龍生監督

 「木下、なんとか頑張ってくれ」と祈る気持ちだった。(継投機は)3点目を取られると厳しいと思った。スパッと代える考えはあった。バント失敗やエラーがあって、普通は流れが悪くなるが、バッテリーがよく考えてやってくれた。バッテリーの勝利です。

 <中盤に打線が奮起>

 変にうまく打とうと、当てにいっているところがあった。「それは駄目や。うちはフルスイングすることになっているから、どんどん思い切って振れ」と言いました。

 <4番・白鳥翔哉真(ひやま)選手(3年)が勝ち越し打>

 いつも言うんですけど、あの子はコツコツ真面目に、本当に頑張る子。ああいう選手が結果を出してくれるのはうれしいですね。

 <木下が好救援>

 あの子の粘り強さが出ましたね。

 それと、捕手の桑原(大礼=おおら=選手=3年)がよくリードしてくれた。1年生からマスクをかぶって、一番怒られていた子。その中で、ここまでやってきた成果が経験値として出ているのかな。怒っておいて良かったなと。

 <準々決勝は沖縄尚学と対戦する>

 投手も野手も、レベルが高い。関西の野球で、なんとか粘り強くやりたい。

 みんな能力が高いですね。今日の西日本短大付もバッティングがいい。見習わなあかんなと。コンパクトに、しっかり振ろうという気持ちがある。ああいうバッティングをしていかないと。

 きっちりライナーで、ヒットを打っていくことですね。甲子園で勝とうと思ったら、そういうバッティングが大事。今回で、よりそう思いました。(前任の大阪の)履正社で2019年に優勝した時とは全然違いますね。

 夏は打てないと勝てない。投手もみんな、春よりいい。バットを振れる力をつけないと。ひ弱だと、甘い球が来ても力負けしてしまう。(低反発の)バットに関係なく、打てないと勝てないと思いますね。

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