全国高校野球選手権大会は第12日の17日、阪神甲子園球場で3回戦があり、明豊(大分)は県岐阜商に1―3で敗れ、8年ぶりの8強入りとはならなかった。
明豊の川崎絢平監督の試合後の主な談話は次の通り。
明豊・川崎絢平監督
前半にあと1、2点取れていれば。自分の采配が裏目に出ましたし、選手たちに申し訳ない。もうちょっと前半に圧力をかけてというところだったんですけど。攻撃がチグハグになって、選手には申し訳ないことをしたなと思っています。
(送りバントが決まらず)大会を通じてその自信のなさが僕にまとわりついていた。いろんなことが裏目に出た。バッティングでつなぐことはやってきたので、日ごろと同じ野球なんですけど。それだけじゃダメなんだと。本当に申し訳ないな、勝たせてあげたかったなと思ってます。
(寺本悠真投手について)六回の打席で代打も考えました。もう一回終盤勝負するために頑張ってもらった。大分大会から苦しい場面でしか使っていない。本当に大車輪の活躍で、思っている以上の投球をしてくれて、感謝しています。
(相手の継投は)想定通りだったので、できれば柴田(蒼亮)君が出る前に追いつきたかった。焦りも多少あったかなと思います。
左投手もいい具合に球が荒れていた。先頭が出て送って簡単に一つアウトを与えることで、コントロールで苦しんでいる投手に安心感を持たせてしまうんじゃないかという思いもあった。強行して裏目に出た。それは仕方ない。相手投手を褒めるしかないのかなと思います。
選手は本当によくやってくれたと思いますし、甲子園に来てからの成長もありました。試合に出られない3年生のサポートも目を見張るものがありました。
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