全国高校野球選手権大会は第12日の17日、阪神甲子園球場で3回戦があり、県岐阜商が明豊(大分)に3―1で勝ち、2009年大会以来、16年ぶりに準々決勝に進んだ。
県岐阜商の藤井潤作監督の試合後の主な談話は次の通り。
県岐阜商・藤井潤作監督
(左腕の相手先発投手に対し)うちは左打者が多いんですけど、上位の打者は左を苦にせずきっちり捉えてくれる。今日もその通りにやってくれたと思います。
<2番手の渡辺大雅投手が4回無失点と好投>
緩いボールを効果的に使って、のらりくらりやってくれました。
<渡辺投手は岐阜大会ではベンチ入りしていなかった>
春過ぎぐらいから肩に違和感があるということで休んでいたんですけど、岐阜大会の直前ぐらいから復帰しました。岐阜大会は投げていないのによくあそこまで抑えてくれたなと、感心します。
<公立校では唯一勝ち残っている>
この試合が始まる前に子どもたちには言ったんですけど、明豊は市船橋から佐賀北、と公立校を倒してここまで来ていたので、何とかここは勝ちたいな、という話をしていました。
<左手の指がないハンディを持つ横山温大(はると)選手は3試合連続で安打を放っている>
彼はこの大会のヒーローみたいなものですので。
最初は代走要員でベンチに入れていたのが、先発で絶対にいてくれないと困るというところまで成長してくれたので、本当にすごいなと思います。いろんな苦労をしていると思うので彼はやっぱり堂々としていて、もう何の心配もない選手ですね。一番良い席で、一番良い物を見させてもらっています。
彼(横山)に限らず、選手たちの成長はすごく感じていますね。びっくりして感動をもらっています。
Comments