米国のトランプ大統領がロシアのウクライナ侵攻を巡る15日の米露首脳会談を受けて、停戦ではなく包括的な和平合意を目指す姿勢に転換し始めました。合意を急ぐトランプ氏がロシアのプーチン大統領の主張を受け入れた可能性があるようです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「米露首脳会談受け、トランプ大統領が方針転換」を解説します。
Q ロシアのウクライナ侵攻を巡り、トランプ大統領が停戦じゃなくて和平合意を目指すって聞いたよ。どういうこと?
A トランプ大統領は、これまで主張していた一時的な「停戦」ではなく、戦争を終わらせるための「包括的な和平合意」を目指すと表明しました。
Q ウクライナ軍を撤退させる案が出ているの?
A 海外メディアによると、プーチン大統領は、ウクライナのドンバス地方からウクライナ軍を完全に撤退させ、この地域を「ロシアの領土」として認めるよう要求しているようです。
Q ドンバス地方ってなんだっけ。
A ドンバス地方は、ウクライナ東部にあるルハンスク州とドネツク州を指します。ロシアとウクライナの間で争いが続いていて、広い範囲をロシアが占領している地域です。
Q トランプ大統領はロシアの要求を受け入れたの?
A ドンバス地方の割譲など、プーチン大統領の主張を受け入れる可能性があると報じられています。一方で、トランプ大統領は、ロシアの再侵攻に備えて、ウクライナの安全を守ることに米国が関与する意向も示しているとされます。
Q プーチン大統領は他にも何か提案しているの?
A ウクライナがロシアの要求を受け入れた場合、ウクライナや欧州各国に侵攻しないと約束する文書を作成することも提案しているようです。
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