ミニストップ、一部店舗で消費期限表示を偽装 店内製造を全店で中止

Date: Category:経済 Views:2091 Comment:0

ミニストップのロゴ 拡大
ミニストップのロゴ

 ミニストップは18日、店内で加工している「手作りおにぎり」などの消費期限の表示を一部店舗で偽って販売していたと発表した。店内で製造後すぐに消費期限のラベルを貼らず、2~3時間ずらしたり、一度売り場に並べた商品に再度期限を延長したラベルを貼ったりする行為が確認された。店内調理場がある全1786店舗でおにぎりと弁当、総菜の販売を中止している。

 ミニストップによると、6月24日、店舗で消費期限が記されているラベルが二重に貼られた商品が見つかった。社内調査した結果、複数の店舗で同様の事例が確認されたため、8月9日に全店でおにぎりと弁当の製造を中止。総菜は18日から全店で止めた。

 問題が発覚した店舗は埼玉、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の7都府県で23店。調査に対し、店舗側は「捨てるのがもったいないと思った」「作る作業が面倒で、(ラベルを貼るまでの)時間が空いてしまった」などと説明しているという。

 現時点で健康被害の申し出は確認されていないが、改善策が整うまで手作り商品の販売を見送る。【佐久間一輝】

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.