10月浅草で「翔之會」 鷹之資と勘九郎共演

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 歌舞伎の若手花形・中村鷹之資の勉強会「翔之會」が10月3日、東京・浅草公会堂で催される。今回で10回目。「一つの集大成として見に来ていただきたい。皆さまへの感謝の気持ちを込めてつとめます」と意気込む。

 故・五代目中村富十郎の長男である鷹之資。14歳だった2013年から、富十郎得意の舞踊の大曲を中心にした「翔之會」を主宰している。

 演目は「奴道成寺」と「弥生の花浅草祭」。前者は、初代中村富十郎(1721~86年)が「京鹿子娘道成寺」を初演してから代々ゆかりの「道成寺もの」の一つ。新しい鐘の供養に現れた白拍子の花子が踊るうちに烏帽子(えぼし)が落ち、実は狂言師の左近であったという舞踊作品だ。花子・左近を演じる鷹之資は「名曲に乗ったコミカルな面白さを、肩の力を抜いて楽しんでもらえるのが魅力」と語る。

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