石破茂首相は19日、ホワイトハウスで18日に行われたトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談について「政府として重大な関心を持っている。ウクライナに平和をもたらすためにトランプ氏が積極的に活動していることは非常に意義深い。大事なのは早期の停戦と公正な和平の達成だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
北大西洋条約機構（NATO）のルッテ事務総長は、ロシアとの停戦後のウクライナの「安全の保証」に、日本を含む約30カ国が関与を検討していると米メディアに明らかにした。これについて首相は記者団に「我が国に一体何ができるか、何をすべきかということは、いろんな法制面、能力面も含めてよく検討しながら、しかるべき役割を果たしていく」と述べた。「現時点でこういうことだと具体的に言う段階ではない」とも語った。【内田帆ノ佳】
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