「お菓子発祥の地」でギネスに挑戦 お菓子の家に最多人数で飾り付け

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当日使用される予定のお菓子の家=和歌山県海南市で2025年7月22日、安西李姫撮影 拡大
当日使用される予定のお菓子の家=和歌山県海南市で2025年7月22日、安西李姫撮影

 「お菓子発祥の地」とされる和歌山県海南市で10月19日、クッキーで作られたお菓子の家に飾り付けをする最多人数のギネス世界記録に挑戦するイベントが開催される。この日は街全体でお菓子にまつわる催しが予定されており、発祥地としての知名度アップを狙うとともに、にぎわい創出を図る。

 海南市は、ミカンの原種でお菓子の起源ともいわれるタチバナが同市下津町橘本地区に植えられたことから、お菓子発祥の地と伝わっている。

 イベントを企画したのは、和歌山市で子ども向けの料理教室「むすびきっちん」を主宰する柴友加里さん(55)=海南市出身。子どもたちに「皆で力を合わせて一つのことを達成し、喜びを分かち合う経験をしてもらいたい」との思いがあり、ギネス世界記録に挑戦できる場を作ることを決めたという。

 ギネス世界記録には公式認定員が立ち会いのもと250人以上の参加が必要で、参加者は一斉にお菓子の家にミカンのドライフルーツやチョコレートなどの飾り付けをする。柴さんは「お菓子発祥の地で世界一を目指す“おかし”なチャレンジ。一人でも多くの人が前向きな気持ちになるイベントにしたい」と呼び掛けている。

 会場は海南保健福祉センターで午後2時から。小学3年生以上が対象で、現在はクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」の返礼品として参加券を受け取ることができる。ギネス世界記録の申請費用などにも充てられる。8月30日まで。

 一般参加券(1人3000円)は9月1日に発売予定で、詳細は同イベントのインスタグラム(@ya.challenge)から。問い合わせは柴さん(090・5255・4017)。【安西李姫】

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