「あんぱん」嵩「漫画は俺の問題」のぶ“近距離家出”ネット沈痛「悪循環」「嫌な役回り」包丁の音も話題

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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は21日、第104話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第104話は、いせたくや(大森元貴)からテレビドラマの脚本を依頼され、柳井嵩(北村匠海)は引き受ける。柳井のぶ(今田美桜)は嵩がこのまま漫画を辞めてしまうと心配。その折、銀座のカフェで打ち合わせ中の嵩を待つのぶは、嵩が女性たちに取り囲まれる姿にア然とし…という展開。

 たくやが依頼したのは、アマチュア無線を題材にした「CQCQ」(史実は1964年の東京12チャンネル、現テレビ東京「ハロー・CQ」)。嵩は「漫画を描いてると、俺には才能がないって絶望的な気持ちになる。忙しくしてる方が楽っていうか、自分の本業が何か分からなくなっちゃって。断るのも苦手だしね」。漫画を描く時間がなくなってしまうと、たくやはのぶに謝罪した。

 八木信之介(妻夫木聡)はのぶに「天才はスランプの波も大きいからな」「天才に化けるか、凡人で終わるかは、苦しくても続ける努力ができるかどうかだ」と告げた。

 嵩を取り囲んだ女性3人は、出勤前の銀座のホステス。辛島健太郎(高橋文哉)は「子どもじゃなくて、女にもモテとるばい」と驚き、のぶは「たっすいがーのくせに、生意気や」と笑顔が引きつり、目は笑っておらず。先に帰った。

 NHK「まんが教室」で顔が売れた嵩はサインをせがまれるが、女性の息子へのもの。「今度、うちの息子の漫画も見てやってください」などと相談を受けた。

 嵩は帰宅。のぶが大根を切る包丁の音が怒りを帯びている。

 嵩「でも、ちょっとうれしいよ。のぶちゃんでもヤキモチ焼くんだなって」

 のぶ「最近の嵩さんは、おかしい」「無理やり仕事を詰め込んで忙しゅうしてない?」

 嵩「いや、それは…のぶちゃんにもう苦労させないために」

 のぶ「私のために…。ありがとうございます」

 嵩「いや、何かトゲがあるな。何が不満なの」

 のぶ「嵩さんは、どういて漫画を描かんなってしもうたが?」「このままやったら、目の前の仕事に流されて、描きたい漫画も描けんなってしまうがやない?」

 嵩「漫画は…もういいんだ。どうせ売れないし」「どうせ僕は代表作のない漫画家で」「描けないんだよ。何もアイデアが浮かばないんだ」

 のぶ「昔みたいに、描きたいもんを描けばえいやんか。最初に漫画を描いた時は、ただ描きたいき描いたがやろ」「ずっと頑張ってきたやろう。嵩さんが本当に描きたいもんは何?」

 嵩「もともと才能ないんだよ」「ああ、クサクサする」

 のぶ「うちのせい?うちが…嵩さんを追い詰めゆうがやろうか」

 嵩「これは!俺の問題なんだよ!放っといてくれ!ごめん…」

 のぶは朝田蘭子(河合優実)の部屋に“近距離の家出”をした。

 やなせ氏は著書「アンパンマンの遺書」(岩波現代文庫)で「子持ちホステスの身の上相談」を受けたとNHK出演の影響力を述懐。史実ベースの展開となった。

 SNS上には「のぶちゃん、イライラが包丁の音に」「怒りの大根切り」「野菜を切る音が怖いw」「嵩はスランプ、のぶも仕事がなくなったから、余計ストレスがたまってしまう悪循環…つらい」「嵩、自暴自棄にならないで」「のぶちゃん、働きに出ようか…夫婦間の距離が近すぎなのかも」「嵩、漫画を描けないという現実に向き合いたくないよね。のぶちゃん、嫌な役回りをやってくれていると思うよ」「八木さんの言葉を聞いちゃったから、余計のぶは焦った行動に。描くことから逃げて、敢えて忙しくしている嵩も嵩で」などの声が続出。別居した2人は果たして。

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