北海道北見市と一般社団法人漫才協会が、「笑いの力による地方創生推進に関する協定」を結んだ。漫才協会が地方自治体と協定を結ぶのは初めて。第1弾として10月の「北見秋祭」で演芸会が開催される。
協定により、笑いを通じた人づくりや健康づくり、イベント運営など7項目を推進。漫才協会が継続的に北見市に所属芸人を派遣して演芸会や高齢者施設などの訪問などで市民に笑いを提供する。
13日に浅草フランス座演芸場東洋館(東京)でちゃぶ台を使って協定書に調印し笑いを誘った。漫才協会長のナイツ・塙宣之さんは「お笑いの力で北見市を元気にして盛り上げたい」、辻直孝北見市長も財政難で市民に重い負担を強いている現状を伝えて「市民の笑顔は元気の源。笑顔でまちを元気にしてほしい」と話した。
「北見秋祭」には、同協会所属のU字工事、宮田陽・昇、やすと横澤さんの3組が訪れる予定という。【本多竹志】
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