「敗北ではないか」 立憲の参院選総括に不満噴出 執行部に責任論も

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立憲民主党の両院議員懇談会に臨む野田佳彦代表(左)。右は小川淳也幹事長=参院議員会館で2025年8月22日午前9時半、平田明浩撮影
立憲民主党の両院議員懇談会に臨む野田佳彦代表(左)。右は小川淳也幹事長=参院議員会館で2025年8月22日午前9時半、平田明浩撮影

 立憲民主党は22日、国会内で両院議員懇談会を開き、改選議席の維持にとどまった参院選の総括案について議論した。「勝利することはできなかった」とする原案の記載について、所属議員からは「危機感が足りない」などと不満が噴出。国民民主党や参政党が躍進する一方、立憲は野党第1党としての存在感を示せず、野田佳彦代表ら執行部の責任を追及する声も出ている。

 「やっぱり敗北ではないか」「惨敗だ」――。

 両院懇には衆参89人が出席し、参院選の総括に「敗北」と明記するよう求める意見が相次いだ。「代表か、代表以下の責任を考えるべきだ」「執行部は責任をはっきりさせるべきだ」などと執行部の交代を求める声も飛び出した。

 参院選では与党が惨敗して過半数割れする中、立憲は22議席の維持にとどまり、政権批判票の受け皿になれなかった。

 両院懇では「政権を本気で取る気がないのか」などと、政権交代への「熱量」が不足していたとする指摘が出た。

 また、無党派層へのアピールが不十分だったとして、交流サイト(SNS)対策を強化するための体制見直しや、外国人政策に関する発信、憲法問題に関する議論を求める声も寄せられた。

 会合後、大串博志代表代行は記者団に「意見交換する中で(参院選の)評価に関してもう少し厳しく変えていかなければならないという感想を持った。事実上の敗北で…

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