「強打」ともう一つの伝統、選手が日大三を選ぶ理由 夏の甲子園

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日大三時代の近藤一樹投手=阪神甲子園球場で2001年8月22日撮影
日大三時代の近藤一樹投手=阪神甲子園球場で2001年8月22日撮影

 全国高校野球選手権大会で23日の決勝に進んだ日大三は、初優勝した2001年以降、激戦区の西東京から断トツの12回、夏の甲子園に出場している。

 今大会は8強のうち、関東一(東東京)、横浜(神奈川)、山梨学院を合わせて関東勢が4校を占めた。

 強豪校を目指す中学生にとって進路の選択肢が多い地区で日大三が選ばれ、強豪であり続けるのはなぜか。

 卒業生が口をそろえるのが、「強打」のスタイルや上下関係のない環境を作った小倉全由(まさよし)前監督(68)の指導を受けたい、との思いだ。

 エースとして01年夏の優勝に貢献し、プロ野球の近鉄、オリックス、ヤクルトでプレーした近藤一樹さん(42)はこう語る。

 「言葉遣いなど部としての規律はあったが、小倉監督は理不尽な上下関係を好んでいなかった。『風呂は先輩が先』というのもなく、他校と比べて…

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