「ポスト石破」、推薦人巡り明暗 高市氏は大幅減 求心力に影響か

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昨秋の自民党総裁選に立候補した9陣営の推薦人20人の当落①
昨秋の自民党総裁選に立候補した9陣営の推薦人20人の当落①

 昨年の衆院選、今年の参院選を経て、昨秋の自民党総裁選に立候補した9陣営の推薦人がいずれも落選などにより減少した。党内で総裁選前倒しの意思確認に向けた準備が進む中、「ポスト石破」をうかがう候補者の求心力に影響しそうだ。有力候補とされる高市早苗前経済安全保障担当相は最大の9人を減らした一方、小泉進次郎農相は4人減にとどまり、明暗が分かれている。

「勝てば官軍」だが…

 総裁選の立候補には国会議員20人の推薦人が必要となる。氏名が公表され陣営の「核」となるため、総裁候補と命運を共にする。「勝てば官軍」だが、負ければ人事で冷や飯を食う覚悟が必要で、議員にとって大きな決断となる。

 麻生派を除き、派閥解消で党内に数十人規模のまとまった勢力が見えづらくなる中、衆参両院議長を除く自民の国会議員数は昨年9月の368人から現在は295人に減少した。推薦人集めは総裁選出馬への最初の関門と捉えられている。

 高市氏は昨年9月の総裁選で、党員票では最多票を獲得して上位2人による決選投票に残った。石破茂首相に僅差で敗れたものの、次期総裁の有力候補として保守層を中心に期待がある。

 だが、旧安…

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