分かれる見解
本局までの今年の成績を見ると、治勲は13勝4敗、桑原は10勝3敗。ともに絶好調と言っていいだろう。
入段からわずか2年の桑原の総対局数は85局。60勝25敗の戦績である(12日時点)。1968年入段の治勲は打ちも打ったり、計2551局の1629勝915敗3ジゴ4無勝負(同)。1600勝超えは歴代1位の大記録だ。
白48とコミ分ほどの地を持って治まり、一段落。治勲はさぞ満足かと思いきや、そうではなかった。局後、「白イとハネ出し、黒ロの切りと換わってから白ハと生きるのだった」と後悔した。
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