米航空機大手ボーイングが29日発表した2025年4～6月期決算は純損益が6億1200万ドル（約910億円）の赤字（前年同期は14億3900万ドルの赤字）だった。赤字は12四半期連続。一方、民間機納入数の回復を背景に売上高は35％増の227億4900万ドルだった。
4～6月期の民間機納入数は前年同期比約1・6倍の150機だった。機体の品質問題などを受けて減少していたが、生産は増加傾向にある。
ケリー・オルトバーグ最高経営責任者（CEO）は決算の声明で「安全性と品質を強化するための抜本的な改革が成果を上げつつある」と強調した。（共同）
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