国民民主党の玉木雄一郎代表は26日の記者会見で、ガソリン暫定税率の廃止法案を成立させるため、憲法53条に基づく臨時国会の開会要請も含めて、早期の臨時国会開催を求める考えを示した。
53条は衆参いずれかの4分の1以上の要求があれば、内閣は国会召集を決定しなければならないと規定する。玉木氏は会見で「他の野党、とりわけ立憲民主党とも相談をしながら、憲法53条に基づく要請をできるように検討を進めてまいりたい」と述べた。
また、国会の早期開催に向けて「(古川元久)国対委員長に他の野党、とりわけ野党第1党の立憲民主党とよく相談しろということで、指示を出したい」と表明。開催時期については「自民党の総裁選挙もあるのかないのか、早く決めていただいて一定の落ち着きがどこかで出てくるでしょうから、その上で速やかな国会を求めていきたい」と述べるにとどめた。【安部志帆子】
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