聖地エルサレムの聖墳墓教会や「聖誕教会」（ベツレヘム）、「受胎告知教会」（ナザレ）などで活躍するイスラエル国籍のアラブ人オルガニスト、ヤクーブ・ガザウィ氏によるパイプオルガン演奏会が都内や神奈川県内で開催される。入場無料で、演奏後には紛争で困窮する現地の状況について報告する。
ガザウィさんはエルサレム生まれで、エルサレム・マグニフィカト音楽院出身。イタリア・ビチェンツァ大学音楽科で典礼のためのパイプオルガンコースも修め、聖墳墓教会の首席オルガニストなどを歴任している。
都内では30日午後4時半から立正佼成会大聖堂（杉並区）、9月13日午後2時から日本キリスト教団番町教会（千代田区）、14日午後3時半から日本聖公会聖オルバン教会（港区）で開催。神奈川県内では8月31日午後1時半からカトリック山手教会（横浜市中区）で開かれる。いずれも30分前に開場する。
会場では自由献金を呼びかけ、パレスチナ自治区ガザ地区への緊急支援やイスラエル・パレスチナの青少年国際平和交流などにあてる。当日、会場で受付。問い合わせは井上弘子さん（090・6538・3255）。【大治朋子】
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