福島・飯坂温泉の公衆浴場を巡ろう 市がお得な「手形」販売

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飯坂温泉の「湯めぐり手形」をPRする福島市の木幡浩市長=同市五老内町の市役所で2025年7月25日、錦織祐一撮影 拡大
飯坂温泉の「湯めぐり手形」をPRする福島市の木幡浩市長=同市五老内町の市役所で2025年7月25日、錦織祐一撮影

 福島市は、飯坂温泉にある公衆浴場8カ所のうち3カ所を選んで入浴できる「飯坂温泉湯めぐり手形」を販売している。人気の観光スポットから地元住民の穴場までを網羅し、市の担当者は「飯坂温泉をお得に隅々まで楽しんでほしい」と購入を呼び掛けている。

 公衆浴場を知名度やアクセスで▽Aグループ=波来湯(はこゆ)、鯖湖湯(さばこゆ)▽Bグループ=八幡の湯、大門の湯、導専の湯▽Cグループ=仙気の湯、十綱湯(とつなゆ)、天王寺穴原湯――に分け、それぞれ1カ所に入れる。手形は県産のヒノキに飯坂温泉のマスコットキャラクター「ゆげお」をデザインし、入浴するとスタンプが押されるので記念品にもなる。

 福島市は今年2月、飯坂温泉を含む公衆浴場の入浴料を、施設の老朽化などに伴って値上げした。これに併せて観光振興を目的に柔軟に価格設定ができる「企画券」の制度も導入し、その第1弾。木幡浩市長は「いろいろなお風呂に入っていただき、飯坂温泉の公衆浴場の良いところをこの機会に味わってもらえれば」と述べた。

 1000円。有効期限は来年3月末。飯坂温泉観光協会▽パルセいいざか▽旧堀切邸▽福島交通飯坂温泉駅――で限定300個を販売している。【錦織祐一】

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