氏名公表は当然? 「石破おろし」けん制? 総裁選前倒し巡り紛糾

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自民党本部で行われた総裁選挙管理委員会。中央奥は発言する逢沢一郎委員長=2025年8月27日午後3時半、平田明浩撮影
自民党本部で行われた総裁選挙管理委員会。中央奥は発言する逢沢一郎委員長=2025年8月27日午後3時半、平田明浩撮影

 自民党は27日の総裁選挙管理委員会で、総裁選前倒しを実施するか否かを決める意思確認について、実施を要求した議員らの氏名を公表することを決めた。総裁選前倒しは事実上の「総裁リコール」。氏名公表は当然とする意見の一方、「石破おろし」へのけん制になるとして警戒する意見も根強くあり、党内の駆け引きが激化している。

 先週に続き2回目の開催となった選管会合。最大の争点は、前倒しを要求した議員らの氏名を公表するか否かだった。

 新たに党総裁を選出する総裁選の投票は無記名で実施され、投票先も公表されない。一方、与野党が本会議で新首相を選出する首相指名選挙は投票用紙に記名した上で、事後に投票先が公表される。総裁選前倒しを決める手続きは前例がないだけに、選管の対応に注目が集まった。

 議論は紛糾し、…

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