バスケットボール男子Bリーグのアルバルク東京（A東京）の本拠地となるトヨタアリーナ東京（東京都江東区青海1）が28日、報道陣に公開された。
トヨタ自動車などトヨタグループ3社による民設民営のアリーナで、観客席は全席からコートが見やすい楕円（だえん）形。バスケットの試合で1万人を収容でき、コート中央には高精細の大型ビジョンが設置されている。飲食も楽しめるラウンジやテラス席、バスケットコートを併設した屋外パークなど観戦を軸に多様な楽しみ方ができる。
アリーナにはA東京専用の練習場やトレーニング施設も備えられ、テーブス海選手は「移動も減り、体の負担が減るのは助かる。選手のためになっているなと感じる。ファンの皆さんに楽しんでもらえるよう試合に勝つ義務があると思うので頑張りたい」と語った。
開業は10月3日、Bリーグ2025～26シーズンの開幕戦でA東京と昨季王者の宇都宮が対戦する。26年からはSR渋谷の試合も行われるほか、バスケット以外のスポーツイベントやコンサート（収容人数8000人）なども開催される。【和田大典】
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