<1分で解説>タンス預金60兆円規模か 現金はどう使われている?

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両替が市中で始まり、銀行に届いた新紙幣=福岡市中央区の福岡銀行本店で2024年7月3日午後3時13分、平川義之撮影 拡大
両替が市中で始まり、銀行に届いた新紙幣=福岡市中央区の福岡銀行本店で2024年7月3日午後3時13分、平川義之撮影

 銀行に預けられていない「タンス預金」の金額が、日銀の公表資料から約60兆円規模に上ることが分かりました。日銀は紙幣の発行残高などの推移を分析し、現金の使われ方を調べました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「タンス預金の推計」を解説します。

Q タンス預金ってどんなお金なの?

A タンス預金は、銀行などの金融機関に預けられず、家庭などで現金のまま保管されているお金のことです。

Q どうやってタンス預金の金額を調べたの?

A 日銀は、実際の取引に使われやすい1000円札の発行残高と、貯める目的で使われやすい1万円札の枚数を比較。また、名目国内総生産(GDP)に占める紙幣発行残高の推移から、実際の取引に使われていない現金(非取引需要)の割合を確認し、タンス預金の規模を推計しました。

Q 紙幣の発行残高とGDPってなんだっけ。

A 紙幣の発行残高は、世の中に出回っているお札の合計金額のことです。GDPは、国内で1年間に生み出されたモノやサービスの合計金額を表す指標です。

Q タンス預金はどれくらいあるの?

A 約60兆円がタンス預金と推計されました。2024年度の紙幣発行残高が約118兆円で、その半分がタンス預金などの「非取引需要」にあたるとみられます。

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