波瑠＆川栄李奈　Ｗ主演　東大卒の元バリキャリ役＆元ヤン・シンママ・ベンチャー社長役　５年ぶり共演

　俳優の波瑠（３４）と川栄李奈（３０）が、１０月期のＴＢＳ系連続ドラマ「フェイクマミー」（金曜、後１０・００）にＷ主演することが３０日、分かった。正反対の人生を歩んできた女性２人が“母親なりすまし”という禁断の“フェイクマミー（ニセママ）”契約を結ぶ！？という、ファミリークライム・エンターテインメント。波瑠と川栄は日本テレビ系ドラマ「＃リモラブ〜普通の恋は邪道〜」（２０２０年）以来、５年ぶりの共演となる。

　「フェイクマミー」は東大卒の元バリキャリ・花村薫（波瑠）が、高校中退の元ヤンでシングルマザーでもあるベンチャー企業社長・日高茉海恵（まみえ＝川栄）の娘・いろはの家庭教師となり、いろはの小学校受験日、茉海恵に代わって母親として面接を受けるという禁断のフェイクマミー契約を−という物語。

　ＴＢＳドラマ出演は６年ぶりの波瑠は、薫に「自分にも厳しくする分、周りに求めるものも多くなってしまうところが自分にもどこか少し似ている」と共感。「脚本を読んで感動や面白さ、スリルもありながらすごく丁寧に家族愛が描かれた、なんて斬新な物語だと思いました。茉海恵さんといろはちゃんと“フェイク”だけど本当の家族のように、お二人を支えられる相棒になれるようがんばっていきたい」と意気込んだ。

　ＴＢＳドラマ出演は８年ぶりにして初主演の川栄は「脚本を読んで今の時代にすごくぴったりだと感じましたし、家族愛もとても大切に描かれているので演じることが楽しみ」と期待。自身も６歳の子供の母親とあって「役に生かせるのではないかなと思っていますし、働くママさんにも是非見ていただきたい作品」とアピールした。

　脚本は、次世代をになう脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「ＴＢＳ　ＮＥＸＴ　ＷＲＩＴＥＲＳ　ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ」の第１回で大賞を受賞した「フェイク・マミー」の園村三氏が担当する。