
フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の大株主で、米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」幹部の西田真澄氏(「ダルトン・アドバイザリー」マネージング・ディレクター)が毎日新聞の取材に応じた。元タレント・中居正広氏の問題を受けフジHDが示した「改革アクションプラン」は時間軸が不明確だと批判。不動産事業の存在が「コンテンツを弱くする元凶」だとして、同事業の分離を求めた。また他の大株主との関係についても見解を示した。
ダルトンは6月25日に開かれたフジHDの株主総会に独自の取締役候補を提案。すべて退けられたが今後も関与を続ける方針で、7月23日にはフジHDへ書簡を送り、アクションプランの進捗(しんちょく)を9月末までに明らかにするよう求めていた。
フジHDはアクションプランで、…
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