「自主性」重視の福岡・青豊高ダンス部 全国大会常連の秘策

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全国大会に向けて練習を続ける青豊高ダンス部員たち=福岡県豊前市の市多目的文化交流センターで2025年7月30日午前9時52分、出来祥寿撮影 拡大
全国大会に向けて練習を続ける青豊高ダンス部員たち=福岡県豊前市の市多目的文化交流センターで2025年7月30日午前9時52分、出来祥寿撮影

 福岡県豊前市の県立青豊高校ダンス部が、11~13日に東京で開かれる全国高校ダンスドリル選手権大会に4部門で出場する。部員たちは全国制覇を目指し熱のこもった練習を続けている。

 4部門は、ヒップホップの男女混成部門ミディアム編成と女子部門スモール編成、男子部門とドリルのPOM部門スモール編成。いずれの部門も6月に粕屋町であった九州大会で優勝した。

全国大会に向けて熱のこもった練習を続ける青豊高ダンス部員たち=福岡県豊前市の市多目的文化交流センターで2025年7月30日午前9時59分、出来祥寿撮影 拡大
全国大会に向けて熱のこもった練習を続ける青豊高ダンス部員たち=福岡県豊前市の市多目的文化交流センターで2025年7月30日午前9時59分、出来祥寿撮影

 ダンス部は2006年創部で、部員は現在39人。平日は3時間半、土曜日で最高8時間と、部員の自主性を重んじる「全集中」の練習で実力を上げた。卒部生も頻繁に練習に顔を出して指導する「縦の連係」もあり、全国大会では必ず上位に食い込む強豪校となっている。

青豊高ダンス部員を指導する亀田顧問(左)=福岡県豊前市の市多目的文化交流センターで2025年7月30日午前9時48分、出来祥寿撮影 拡大
青豊高ダンス部員を指導する亀田顧問(左)=福岡県豊前市の市多目的文化交流センターで2025年7月30日午前9時48分、出来祥寿撮影

 ヒップホップでは、技術や構成のほか、一体感や表情、オリジナリティーなどが評価される。10~15人で演技する男女混成部門ミディアム編成は今回、全国3連覇を狙う。ポンポンを使って演技を競うPOM部門スモール編成の目標は、19年以来の優勝奪還だ。

 3部門に出場する3年の桐谷愛華部長(18)は「学年に関係なく、お互いに思ったことが言い合えるチーム。意思疎通を密にして、4部門で優勝を狙いたい」と話す。亀田栄里佳顧問(63)は「3年生を中心にチームがまとまっている。目標を達成してくれると思う」と期待している。【出来祥寿】

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