夏の甲子園で、暑さ対策の新しい取り組みが始まります。日本高校野球連盟と朝日新聞社は25日、第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、阪神甲子園球場)で、審判委員の体表温度や心拍数、運動量を測定すると発表しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「夏の甲子園の暑さ対策」を解説します。
Q 夏の甲子園で新しい暑さ対策が始まるって聞いたよ。どんなことをするの?
A 審判委員の体表温度や心拍数、運動量を試合中に測定します。
Q どの試合で測定するの?
A ナイター以外の43試合が対象で、審判委員の同意を得て行われます。
Q どうやって測定するのかな。
A センサーや計測器を審判委員が試合中に装着して測ります。
Q 集めたデータはどう使うの?
A 集めたデータを気温や暑さ指数、審判委員の自覚症状などと照らし合わせ、体温の変化の傾向を分析します。
Q この取り組みでどんな効果が期待できるの?
A 審判委員のデータを分析することで、今後の大会や地方大会での熱中症予防に役立てることが期待されています。
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