俳優・古川雄大(38)がNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(総合。日曜、後8・00)で生粋の陽キャ(陽気なキャラクター)として明るく盛り上げている。主演の横浜流星演じる蔦屋重三郎の出版ビジネスを支える戯作者・北尾政演(山東京伝)役。このほど、デイリースポーツなどの取材に応じ「自分にない要素」という江戸きってのパリピの役作りの裏側を明かした。
女好きで吉原好き。「調べていくと今で言うパリピみたいな存在だったらしい」と自ら分析したひょうきんな政演を想像すると、古川は確かに正反対だ。クールで、低く落ち着いた声の持ち主。故に役作りは悩んだという。
監督から「作品一の陽キャで色男」を求められた中、クランクイン当初は「もっとチャラく」と指導が。「僕の中で最大限のチャラさでやったけど根が暗いものでうまくできていなくて」と回想した。そこから「女性の事だけ考えて」と助言を受けたといい「そしたら自然と体がソワソワしてきて。いろんな状況に合わせて自分を高揚させて演じてる」とユニークに体現している。
今回が初の大河出演。反響も大きく「ちょっとモメてた友達から連絡来て、大河のおかげで仲直りできた。すごく感謝してます」と意外な恩恵も告白。きょう放送の第29回では、活躍を見せる役柄だが「僕は(普段は)怒られる側の人間。政演はまずいこと言ってもしょうがねえなで済まされる憎まれない人なのでうらやましい…」と漏らしていた。
古川雄大 江戸きってのパリピ役に苦戦?「根が暗いもので…」 「べらぼう」で大河初出演
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