元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が3日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に生出演。世論調査で石破茂首相の続投を望む声が多いことに私見を述べた。
番組では、参院選で自民党大敗の責任を石破首相に問う声が党内で大きくなるのに対して、石破首相は続投を明言していることについて取り上げた。石破首相が続投姿勢を崩さない理由のひとつとして、世論調査の結果を紹介。FNNの世論調査では、石破首相の進退について「辞任すべきだ」との意見が47・7%に対して、「辞任しなくてよい」が44・2%と拮抗しており、自民党支持層では「辞任しなくてよい」が73・3%を占めて、「辞任すべきだ」の22・9%を大きく引き離している。
この結果について、自民党の斉藤健前経産相は「率直に言って、ちょっと意外な感じがします。党内の温度と、一般の党員の人たちの温度はやっぱり違うのかなとそれを見ていて思いますね」と述べた。「分析をもう少ししないと分からないんですけど。自民党支持層であった人たちで、石破さんを支持しない人たちが他の党に支持が変わってしまって、残っている人たちだけで見ると、こういうふうになるのかなと思いますけど。もう少し検証が必要かと思います」と理由を推察した。
ここで橋下氏は「後は組織に対しての批判で、個人に対しての批判が弱いっていうことかもわからないですね」と指摘。「首相に就任後、僕もいろいろ言いたいことはあるんですが、根本的にはその前の政治と金の問題を含めて、自民党の組織の方が悪いわけで、石破さん個人の責任じゃないだろうっていう意識もあるんじゃ」と私見を述べた。
橋下徹氏「自民党組織の方が悪い」 石破首相の続投望む世論調査で私見「石破さん個人の責任じゃないという意識あるのでは」
I want to comment
◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.
Comments