「文書なき日米合意」で野党攻勢 石破首相は低姿勢 衆院予算委

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衆院予算委員会で立憲民主党・野田佳彦代表の質問に答弁する石破茂首相=国会内で2025年8月4日午前9時56分、平田明浩撮影
衆院予算委員会で立憲民主党・野田佳彦代表の質問に答弁する石破茂首相=国会内で2025年8月4日午前9時56分、平田明浩撮影

 与党が過半数割れの大敗を喫した参院選後、初の本格論戦となった4日の衆院予算委員会。関税を巡る日米交渉については、合意文書を作成していないことなどに野党の批判が集中した。物価高対策や「政治とカネ」の問題でも野党が攻勢を強め、石破茂首相は低姿勢に徹した。

「一番恐れているのは」

 「文書を作らなかったら、トランプ政権はどんどん拡大解釈をして、日本はぼられ続けるんじゃないですか」

 立憲民主党の野田佳彦代表は、日米合意の文書が作成されていない危うさを強い口調で指摘した。

 首相は「合意文書を作るメリットもデメリットもあるが、デメリットの方が大きい。国益にならないので文書は出さないという判断を致しております」と答弁。トランプ米大統領を「普通の人ではなく、ルールを変え…

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