維新・前原共同代表が辞意 参院選の引責 後任に藤田前幹事長が浮上

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ボードに当選確実となった候補者の札を掲げる日本維新の会の吉村洋文代表(右)と前原誠司共同代表=大阪市北区で2025年7月20日午後9時2分、西村剛撮影 拡大
ボードに当選確実となった候補者の札を掲げる日本維新の会の吉村洋文代表(右)と前原誠司共同代表=大阪市北区で2025年7月20日午後9時2分、西村剛撮影

 日本維新の会の前原誠司共同代表は4日、参院選の伸び悩みを受けて引責辞任する意向を吉村洋文代表に伝えた。維新関係者が明らかにした。岩谷良平幹事長、阿部司総務会長、漆間譲司国対委員長も同様の意向を伝えた。5日の役員会で表明する見通し。

 前原氏の後任には、藤田文武前幹事長が浮上している。

 前原氏らは、吉村氏を除く執行部の刷新が必要と判断した。吉村氏は、自身の続投をめぐる代表選の実施可否をオンラインで党員投票中であることから、取り扱いは留保した。

 維新は参院選で、公示前の改選5議席を上回る7議席を獲得したが、選挙区は大阪と京都の計3議席にとどまり、比例代表は前回より約347万票減の437万票と低迷した。

 前原氏らは自身の進退について吉村氏に委ねていたが、一部議員の間で、共同代表選の実施を求める声が上がるなど「前原降ろし」の動きが拡大。4氏は吉村氏への波及を避けるため、辞任に踏み切ったとみられる。【園部仁史】

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