春夏初の継続試合、ギリギリで回避 暑さ対策 夏の甲子園

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【宮崎商-開星】九回表宮崎商1死三塁、適時打を放ち喜ぶ水谷=阪神甲子園球場で2025年8月6日、前田梨里子撮影 拡大
【宮崎商-開星】九回表宮崎商1死三塁、適時打を放ち喜ぶ水谷=阪神甲子園球場で2025年8月6日、前田梨里子撮影

 全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、第2試合は延長十回タイブレークの末、開星(島根)が6―5で宮崎商にサヨナラ勝ちした。

 午後1時半から新たなイニングに入らず、継続試合となるルール。午後1時20分過ぎに延長戦に入り、十回表で宮崎商は得点できず、裏の開星の攻撃は午後1時半を回っていた。

 開星が無得点だった場合、春夏の甲子園大会で初の継続試合となるところだったが、回避された。

 今大会は、前回大会で初めて導入した、昼間を避け朝と夕方に分けて開催する2部制を、一部の4試合日に広げている。最も暑い時間を避けるために試合が長引くなどした場合に継続試合とするタイミングが決まっていた。

 第2試合(午前10時半開始予定)は午後1時半から新たなイニングに入らず、同45分を過ぎればイニングの途中であっても一旦、打ち切りとなる。

 夕方の部については、試合終了が深夜にならないよう、第4試合(午後6時45分開始予定)は、午後10時を過ぎれば原則、新たなイニングに入らない。

 大会主催者は継続試合の発生を想定し、大会第4日を午前中の2試合のみの予定とするなど、日程に余裕を持たせている。

 甲子園大会では2022年春から選手の負担軽減のため、継続試合を採用。打ち切られたイニングに関係なく、翌日以降に引き続いて試合を行って勝敗を決める。【石川裕士】

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