金足農エース・吉田大輝は先発せず 兄は輝星投手 夏の甲子園

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金足農の吉田大輝投手(左)と、兄の輝星投手=いずれも阪神甲子園球場で左は2024年8月9日、矢頭智剛撮影、右は2018年8月20日、渡部直樹撮影 拡大
金足農の吉田大輝投手(左)と、兄の輝星投手=いずれも阪神甲子園球場で左は2024年8月9日、矢頭智剛撮影、右は2018年8月20日、渡部直樹撮影

 全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場で行われる1回戦第3試合で沖縄尚学と対戦する金足農(秋田)は、エース右腕・吉田大輝投手(3年)が先発を回避した。兄は2018年の第100回大会で「カナノウ旋風」を巻き起こした吉田輝星投手(オリックス)。

 金足農の中泉一豊監督によると、秋田大会後に右太ももを痛めたという。「完全回復ではないが8割以上は投げられる状態」と話し、試合後半で吉田投手を投入する構想を明らかにした。

 吉田投手は最速146キロの本格派。昨夏もエースナンバーを背負って甲子園に出場したが、初戦で西日本短大付(福岡)に敗れた。

 沖縄尚学戦で先発を任されたのは背番号「10」の左腕・斎藤遼夢(りむ)投手(2年)。兄は第100回大会の準々決勝の近江(滋賀)戦で逆転サヨナラ2ランスクイズを決めた斎藤璃玖さんだ。

 現チームには吉田、斎藤両投手の他にも、第100回大会のメンバーを兄に持つ選手が複数いる。

 第100回大会以来となる白星を挙げ、再び旋風を巻き起こせるか。注目が集まる。【石川裕士】

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