名門相手に「旭川志峯」の先制劇 チーム名変更後、初の夏の甲子園

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【旭川志峯-広陵】四回表旭川志峯1死三塁、石田が適時打を放つ=阪神甲子園球場で2025年8月7日、岩本一希撮影 拡大
【旭川志峯-広陵】四回表旭川志峯1死三塁、石田が適時打を放つ=阪神甲子園球場で2025年8月7日、岩本一希撮影

高校野球・夏の甲子園1回戦(7日)

旭川志峯(北北海道)-広陵(広島)

 試合開始は午後7時29分。夜のとばりが下りた甲子園で、旭川志峯が鮮やかな先制劇を見せた。

 四回1死三塁。打線は広陵先発の堀田昂佑が操る低く沈む変化球に苦しめられていたが、左打席に入った石田健心は、その低めの変化球を拾い、前進守備の間を破る中前適時打とした。

 打率3割超だった北北海道大会から好調で、第1打席でもチーム初安打となる三塁打を放った。甲子園出場に貢献してきた中軸打者としての実力を、強豪相手にも示した。

 チーム名が2023年に「旭川大高」から「旭川志峯」に変わってから初の甲子園。春の北海道大会では初戦で敗れ、主将を2人置くなど、チーム名だけではない変革の先につかんだ3年ぶりの晴れ舞台だった。

 山本博幸監督は広陵の投手陣を「球威も制球も良く、なかなか北海道にはいない」と評していたが、「旭川志峯」としてのあいさつ代わりの攻撃を見せた。【吉川雄飛】

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