広陵「後半勝負」呼び掛け応え 監督期待の“粘り強さ” 夏の甲子園

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広陵・中井哲之監督

 全国高校野球選手権大会は第3日の7日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、広陵(広島)が3―1で旭川志峯(北北海道)に勝ち、3年連続で初戦を突破した。

 広陵では1月下旬に複数の上級生部員による下級生部員への暴力事案があり、日本高校野球連盟から厳重注意を受けていた。

 広陵の中井哲之監督の試合後の主なコメントは以下の通り。

広陵・中井哲之監督

 本当に選手がよく頑張ってくれて、監督が何もしていないような感じだった試合でした。

 ずっと広島大会から粘り強い試合をしてきたので、先取点を取られた後にすぐ点を返すとか、本当によく守ってくれて、エラーもあったんですが、積極的なエラーだったので「切り替えて、切り替えて」と伝えていました。

 後半勝負というようなことを言って。グラウンド整備などが終わるとよく流れが変わるものですから、日ごろからそういうことは言い続けてました。よく頑張ってくれたと思います。

 <勝ち越した六回は白髪零士選手の安打から>

 その前にエラーもしたり、なんか目立つことをしていましたけど、もっと堅実な子なので、次は期待したいと思います。

 (犠飛で追加点を挙げ)もう少し打てるチームではあると思うのですが、さすが甲子園に出てくる投手なので、そう簡単には点を取ることができないなと改めて思っています。

 <堀田昂佑投手が好投>

 初めちょっと力んで高めに浮いていたんですけど、あちらも真っすぐ一本に絞っているような感じがしたので、上手に変化球をまぜるような指示はしました。

 (堀田投手の今夏の成長は)ずっと2年生で控えだったんですけど、先輩の姿を見ながら自分が自分がって言って、やっと最後の夏に背番号1をつけた形なので、もっと頑張ってほしいなって思います。

 <ナイトゲームの難しさ>

 お互い様なので、思った以上にしっかり守ってくれて、声かけもしてくれて、風の計算もしてくれたんじゃないかなって思います。

 (次戦は)相手がどうのこうのっていうよりは、自分たちの野球をやりきるだけなので、本当に一生懸命頑張りたいと思います。

 <難しい状況で迎えた大会>

 本当にいろんなことで皆さんにご心配をかけたんですけど、こうして夢の舞台の甲子園に立てて。子供たちが全力でプレーできたことに感謝しかありませんし、よく頑張ってくれた。

 <選手は見えない緊張感を感じていた>

 感じていたんじゃないですかね。(世間の反応を)伝えていません。

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