全国高校野球選手権大会は第4日の8日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、第3試合の横浜(神奈川)―敦賀気比(福井)は四回裏の横浜の攻撃中に雨が強まり、試合が中断された。雨による中断は今大会初。
雨が弱まり、グラウンド整備を行う阪神園芸が登場すると、場内から拍手が起きた。
高校野球ファンの間では「神整備」として知られており、観客席では「阪神園芸」と書かれたタオルを掲げて整備を応援する人もいた。
内野にたまった水は、100枚以上の大型のスポンジなどを使って取り除かれ、新しい土が入れられた。
8日は2部制で、第3試合は午後4時16分から始まっていた。
試合は序盤から横浜が得点を重ね、四回途中まで4―0とリード。雨は四回の敦賀気比の攻撃に入るあたりから降り始めた。
午後5時10分過ぎ、横浜の攻撃中、無死一、二塁の場面で中断となった。
1時間あまりの中断を経て試合は午後6時20分過ぎに再開された。
第4試合は、高知中央―綾羽(滋賀)が予定されている。【林大樹】
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