春準Vの智弁和歌山、守備ミス連発で初戦敗退 夏の甲子園

Date: Category:スポーツ Views:1 Comment:0

【智弁和歌山-花巻東】一回裏花巻東1死二、三塁、野選で失敗しマウンドに集まる智弁和歌山の選手たち=阪神甲子園球場で2025年8月8日、玉城達郎撮影 拡大
【智弁和歌山-花巻東】一回裏花巻東1死二、三塁、野選で失敗しマウンドに集まる智弁和歌山の選手たち=阪神甲子園球場で2025年8月8日、玉城達郎撮影

高校野球・夏の甲子園1回戦(8日)

○花巻東(岩手)4―1智弁和歌山(和歌山)●

 今春のセンバツ準優勝の智弁和歌山は守備のミスで主導権を失った。

 1点を先制した後の一回の守備。1死二、三塁で内野は後ろに下がっていた。ゴロを処理した遊撃手は本塁送球は間に合わないと判断し、二塁走者を刺すため三塁に送球。しかし、三塁手の松本虎太郎は走者にタッチせず、失点した(記録は野選)。

 松本は三塁走者が走っていないと考えたといい、「打球が速かったので三塁走者を(三本間で)挟めると思った」。次打者の犠飛で勝ち越しを許した。

【智弁和歌山-花巻東】九回表智弁和歌山2死満塁、チャンスに三振となり悔しがる奥。左は投手・万谷=阪神甲子園球場で2025年8月8日、玉城達郎撮影 拡大
【智弁和歌山-花巻東】九回表智弁和歌山2死満塁、チャンスに三振となり悔しがる奥。左は投手・万谷=阪神甲子園球場で2025年8月8日、玉城達郎撮影

 五、六回もそれぞれ失策が絡み、1点ずつを失った。追いかける展開で強力打線は打ち気にはやり、凡打を重ねた。

 センバツ決勝で横浜に敗れた雪辱を果たせず、よもやの初戦敗退。中谷仁監督は「2年生が多く出ているチーム。またこの悔しさを晴らせるように頑張りたい」。【生野貴紀】

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.