全国高校野球選手権大会は第4日の8日、阪神甲子園球場で1回戦があり、初出場の綾羽(滋賀)が延長十回タイブレークの末、高知中央に6―4で勝ち、春夏通じて初めて甲子園で白星を挙げた。
試合終了時刻は午後10時46分で、試合時間が確認できる第35回大会(1953年)以降で最も遅い終了時間となった。
試合後の綾羽・千代純平監督の試合後の主なコメントは以下の通り。
綾羽・千代純平監督
ほんとになかなか序盤、相手の先発の堅田投手の変化球のキレに苦しめられたのと、あとはとにかく高知中央高校さんの好守にこちらの攻撃が阻まれて、良い流れが来なかったんですけど、とにかく最後まで我慢だって言い続けて。うちらしい野球をやってくれたと思います。
<母校を率いて初勝利>
いや、ほんとに順延もあって。
で、それから今日もちょっと開始がかなり遅くなったんですけど、だけどアルプスにはほんとに満員のお客さんが入っていただいて、もうほんとにうれしい気持ちで、なんとか応えたいなという思いで、今日は試合に臨みました。
<延長十回タイブレークで4得点>
中盤以降も、うちらしい攻撃ができてたんですけど、もうとにかく高知中央高校さんのやっぱり守備が上回っていたので、もうそれに関してはやっぱりもうどうしようもないというか、選手たちにも割り切りなさいと。
良い攻撃ができているから、もう相手が良い、自分たちがコントロールできない部分はもう割り切って、形を変えずにやっていこうという話をしていて。
(同点とした)九回、ほんとに1アウトから粘れたっていうのは、選手の底力を感じます。
うちも先制を許して、追加点を許す展開だったんですけれども、うちらしい守備というか、元々ある程度失点は計算していたので、守備で大崩れしないようにっていう話をしていて、そういう意味では試合前に言っていたことがちゃんとできていたので、今の形でいいぞということは伝えていました。
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