全国高校野球選手権大会は第5日の9日、阪神甲子園球場で1回戦があり、35年ぶり出場の青藍泰斗(栃木)は佐賀北に延長十回タイブレークの末に4―5で敗れ、甲子園初白星はならなかった。
青藍泰斗・青山尚緯監督の試合後の主な談話は次の通り。
青藍泰斗・青山尚緯監督
(相手投手は)後半になるにつれてボールの勢いが増し、力強いストレートを捉えきれませんでした。
後半勝負の展開だと試合の途中に子どもたちに伝え、最後まで頑張ってくれたのですが、私の力不足でサヨナラ負けという形になってしまった。本当に子どもたちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
<甲子園でサヨナラ負けした>
35年前のリベンジということで戦ってきたのですが、同じ形になってしまったので「次こそは」という風に考えていきます。
(甲子園は)本当に素晴らしい場所だなというのと同時に、非常に怖い場所だなと感じました。
これだけのお客さんの前でプレーできる選手たちのことを、また一から鍛え直していかないといけないなと感じました。
相手チームさんの気迫だとか執念だとか、そういったところも県大会とはひと味もふた味も違いました。最後まで(佐賀北の先発の)稲富君のボールの勢いが落ちることなく投げきってきたので、そこが甲子園の怖さだなと思います。
<先発した永井竣也投手の投球について>
本来のピッチングかと言われればちょっと違う形になってしまったと思うんですけど、再登板してからは気持ちでしっかり投げてくれたので、全体的にはよく頑張ったかなと思います。
継投に関しては、永井のボールの勢いが普段通りじゃないなと1イニング目から感じていたので、(外野を守らせて)一回休ませて、後半の勝負に向けて粘ってくれればなと思って継投しました。
<昨秋に一新した青いユニホームで選手たちが甲子園でプレーする姿を見て>
本当に甲子園で戦っているんだなと感じましたし、またここから新しい歴史を作れればと思います。
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