全国高校野球選手権大会第5日の9日、第4試合に登場した市船橋(千葉)の応援席では、全国大会への出場経験もある吹奏楽部の演奏が選手らを後押しした。
吹奏楽部は約130人の部員が甲子園に駆けつけ、一体感のある約20曲を披露した。このうち約60人は午前中にコンクールで演奏してから甲子園入りしたという。
特に、チャンスの時に流れるオリジナル応援曲「市船ソウル」が流れると、アルプススタンドが一気に盛り上がった。
「市船ソウル」は、2017年にがんで生涯を閉じた吹奏楽部OB、浅野大義さん(当時20歳)が在学中に作曲した。「イチフナ」にとっては思い入れのある大切な応援曲だ。【林大樹】
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