トランプ米大統領が8日、ロシアのプーチン大統領と15日に米アラスカ州で会談すると発表しました。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、停戦や領土問題について話し合う予定です。今回の会談は、ロシアが侵攻を始めてから初めての米露首脳による直接対話となります。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「米露首脳会談とウクライナ情勢」を解説します。
Q 今回の会談はどれくらいぶりなの?
A 米露首脳が対面するのは、バイデン前米大統領とプーチン氏が2021年6月にスイスで会談して以来、4年2カ月ぶりです。
Q どんな話し合いをするの?
A ウクライナでの停戦などについて協議します。トランプ氏は「一部の領土の返還や交換」を検討していると明言しています。ただ、詳細には触れず「非常に複雑で簡単ではない」としています。
Q ウクライナのゼレンスキー大統領の考えは?
A ゼレンスキー大統領は領土の割譲を拒絶しており、今回の会談が事態を動かせるかははっきりしません。
Q ロシア側の反応は?
A ロシアのウシャコフ大統領補佐官は「間違いなく困難なプロセスになるが、積極的かつ集中的に取り組む」としています。
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