第107回全国高校野球選手権大会に出場中の広陵(広島)が部員による暴力事案などにより、出場辞退を公表したことを受け、大会本部は10日、兵庫県西宮市内で記者会見を開いた。SNS(交流サイト)で反響が広がり中傷が相次いでいることについて、角田克・大会会長(朝日新聞社社長)は「スピード感をもってSNSは進んでいく。そのスピード感に対応できる、体制作りを真剣に考えなければいけない」と述べた。
また、宝馨副会長(日本高校野球連盟会長)は「(SNSで)そういう情報が出てくるのが、学校としての対応が不十分だったのかもしれない。そういうところも含めて、学校としてけじめをつけたと思う」と語った。【高橋広之】
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