
フィギュアスケートのサマーカップは11日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでシニア女子のショートプログラム(SP)があり、三原舞依選手(シスメックス)は60・98点で12日のフリーに進んだ。
三原選手は昨季は右足首などのけががあり、全日本選手権ではフリーを棄権するなど苦しいシーズンとなった。今季の初戦は、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)をきれいに降りると、続く3回転フリップはしっかりとこらえた。演技後半のコンビネーションジャンプは、後ろのジャンプが2回転となったが、しっかりと演技をまとめきった。
久々の試合に、ファンからはひときわ大きな声援が送られた。三原選手の演技後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
浅田真央さんに「いいじゃんって」
<SPを終えての感想>
最初、音が鳴った時に、すごく久しぶりの試合なので、試合に今まで出てた時の感覚っていうのがパッと頭に思い浮かんで。このプログラム(戦場のメリークリスマス)を振り付けしていただいたのはすごい前になるんですけど。その時に(デビッド・)ウィルソンさんから、「冒頭の部分は自分の人生の中ですごく苦しかったりとか、痛みがあったところっていうのを、膝を持つところで表現して」って言っていただいたなっていうのを、すごく頭の中に思い描きながら滑ることができて。
ジャンプは、自分の中で一番良いジャンプはできなかったんですけど、久しぶりの感覚の中で、まずまずのスタートができているんじゃないかなっていうふうに思って、すごく今はほっとしています。
<演技後、コーチとはどんな会話を>
全部(ジャンプを)締めるっていうことを。やっぱり何か、緊張してしまって。力が入りすぎてしまうとうまくいかないので、しっかりジャンプを締められるように、リラックスしてできたかなっていうふうに。
やっぱり、リンクの外から(中野園子)先生に…
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