豊橋中央監督「高橋大喜地は子どもたちの夢になる」　夏の甲子園

　全国高校野球選手権大会は第6日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、春夏通じて初出場の豊橋中央（愛知）は日大三（西東京）に2―3で敗れ、初勝利はならなかった。

　豊橋中央・萩本将光監督の試合後の主なコメントは次の通り。

豊橋中央・萩本将光監督

　悔しい。それが一番。どうしても、こちらの土俵に持ってこようとしたが、もう一つ持っていけなかった。ボール2個分、全員が差し込まれていた。

　＜決勝点は本塁打だった＞

　しまったと（思った）。（左翼方向へ強く吹いた）風についても（選手に）言っていた。（左翼席への打球は）伸びるので、（右打者の）内は気をつけろよと、細かく伝えてあげればよかった。

　1球の怖さを知った試合だった。

　＜愛知大会決勝で戦った東邦が友情応援に駆けつけた＞

　すばらしかった。生徒の後押しになった。感謝しかない。東邦の応援もそうだし、ベンチに聞こえる「中央頑張れ」という声が子どもたちを元気にさせてくれた。

　＜エース右腕・高橋大喜地投手に今後、期待するのは＞

　彼は（169センチで）背が低い。大学に行って頑張るので、小さくてもプロに行けるというのを見せてほしい。小さい子どもたちの夢になると思う。